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覘き小平次 京極 夏彦(著) KADOKAWA - @Books

覘き小平次 (角川文庫)

著者京極 夏彦 / 片岡 忠彦
出版社KADOKAWA
発売日2008年06月25日頃
サイズ文庫
価格691 円

押入で死んだように生きる木幡小平次は、天下随一の幽霊役者。ある時、旅巡業の声がかかるが、それは凝り続けた愛と憎しみが解き放たれる修羅の幕開けであった。女房・お塚を始め、小平次の周りに蠢く生者らの欲望、悲嘆、執着が十重二十重に渦巻き絡み合い炸裂しーやがて一つの異形の愛が浮かび上がる。人間という哀しい華が圧倒的に咲き乱れる、これぞ文芸の極み。古典怪談に材を取った『嗤う伊右衛門』に続くシリーズ第二弾。第16回山本周五郎賞受賞作。

文庫 > 小説・エッセイ
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行

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