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哀愁的東京 (角川文庫)
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進藤宏。40歳。新作が描けなくなった絵本作家。フリーライターの仕事で生計を立てる進藤は、さまざまなひとに出会う。破滅の時を目前にした起業家、閉園する遊園地のピエロ、人気のピークを過ぎたアイドル歌手、生の実感をなくしたエリート社員…。進藤はスケッチをつづける。時が流れることの哀しみを噛みしめ、東京という街が織りなすドラマを見つめてー。「今日」の哀しさから始まる「明日」の光を描く連作長編。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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