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やがてヒトに与えられた時が満ちて… (角川文庫)
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宇宙に浮かぶラグランジュ植民都市では、追憶は禁じられている。ここに移住する前に住んでいた地球を思い出すことは、「思い」を失った自分たちの生きる意思を奪う行為だから。静かな絶望と孤独と喪失感、子どもが生まれない世界で、過去の人の幽霊と出逢ったザンジバルは、旧世界の話を聞き、都市の起源を探る旅に出るー。都市と人類の行方を問う、著作初の近未来小説に、4篇の小品を併載、待望の文庫化。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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