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細雪 中(1) (角川文庫)
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東京に居を移した本家に身を置く雪子は、都会の空気になじめず心細い日々を送っている。いっぽう関西では、神戸で大洪水がおこり、四女・妙子が巻き込まれた。この水害から妙子の命を救ってくれたのは、かねてより付き合いを続けていた許嫁の奥畑ではなく、奥畑家に昔丁稚奉公をしていた板倉であった。二人の身分違いの恋に家族が翻弄される中、板倉が病に倒れるー。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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