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古代への情熱 (角川ソフィア文庫)
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ドイツ北部の町に生まれたシュリーマンは、経済的な理由から大学を諦め、雑貨店や商社などを転々としたのち、商人として大成功をおさめる。その資金を元手に、不屈の精神で遺跡の発掘へと邁進し、ついには通説を塗り替える大発見へと至った。没後まとめられた本書は、人々を考古・歴史のロマンへと導き、今なおその魅力が失われることはない。ドイツ文学者・池内紀の訳で、情熱あふれる男の物語を堪能する。
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