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モンゴル軍のイギリス人使節 (角川選書)
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キリスト教世界を売った男
十三世紀、世界の勢力地図を激しい勢いで塗り替えた、ハーン一族率いるモンゴル軍。その先鋒で一人のイギリス人が暗躍していたことはほとんど知られていない。彼は、マルコ・ポーロより半世紀以上も前に遙かモンゴルへ赴き、ついにはキリスト教世界を売った大罪人として遠い異郷の地で処刑された。著者は、この人物を不条理な運命に翻弄された時代の犠牲者として捉える。膨大な資料を渉猟し、歴史の闇に葬られた謎の人物を追いかけながら展開される、十字軍時代の一大歴史絵巻。
人文・思想・社会 > 歴史 > 世界史
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