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柳田国男入門 (角川選書)
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民間習俗の由来を調査するに止まらず、研究成果を援用し、現在の生活を改善しようとした柳田民俗学。だが現代社会で、柳田の姿勢は失われつつある。「家」「モヤヒ」「故郷」「憲法」「伝承」などの領域で、研究者、画家、作家たちが展開した民俗学の具体例を広く取り上げ、柳田民俗学の実践的な課題を近現代史のなかから掘り起こす。柳田民俗学が本来目指したものとは何か。その答えと可能性を追究する一冊。
人文・思想・社会 > 民俗 > 風俗・習慣
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