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天武天皇の企て (角川選書)
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壬申の乱で解く日本書紀
天智天皇没後、その後継をめぐり大海人皇子と大友皇子とのあいだに起きた古代最大の内乱、壬申の乱。これに勝利して皇位についた天武天皇は、編纂を命じた『日本書紀』の巻第28「壬申紀」をどう描かせたか。実録とみられてきたこの「壬申紀」は、中国的な王朝交替というフィクションのもと、自らを漢の劉邦になぞらえるなど、皇位継承の正当性を謳う天武の意図と構想に貫かれていた。『日本書紀』に仕組まれたその企てを明かす。
人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史
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