|
|
九相図をよむ 朽ちてゆく死体の美術史
|
腐敗し白骨化する亡骸の変化を九段階で描き出す九相図。仏教とともに伝来し日本に深く根を下ろしたこの不浄の絵画には、発心、祈り、そして無常なる生命への畏れと諦念が刻み込まれている。精気みなぎる鎌倉絵巻、土佐派や狩野派の新展開、漢詩や和歌との融合、絵解きと版本の流行、そして近現代へー。日本文化をつらぬく豊かな底流を辿る。
ホビー・スポーツ・美術 > 美術 > その他 ホビー・スポーツ・美術 > 美術 > 日本美術
|
みんなの感想
登録している読者
この本を読んだ人はこんな本も読んでいます
|
|
|