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戦国大名の婚姻戦略 (角川SSC新書)
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戦国大名たちは、むやみに合戦に明け暮れていたわけではない。そもそも戦国大名には、まず領国の統治能力が求められていたのであり、無益な戦いを避けることこそ賢明な策と考えられていた。それゆえ、各国は互いの憂いを絶つために同盟を締結し、その証として血縁を結んだ。こうした政略結婚は四方八方に向けて行われたため、各大名は子息・子女が足りなくなり、養子・養女を受け入れて「駒」不足を補っていたほどである。つまり、戦国時代は「合戦」の時代であるとともに、「婚姻」の時代でもあったのだー。本書は政略結婚という切り口によって戦国時代を紐解いていく。
新書 > その他 人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史
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