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火の鳥(黎明編) (カドカワノベルズ)
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時は弥生の末期。“火の国”と呼ばれたクヌ国・熊襲の村に、血で血を洗う惨劇があった。倭の国の統一支配を目論むヤマイチ国の女王ヒミコによる侵攻であった。村は壊滅。生き存えたのは僅か2人。ヒナクとナギの姉弟である。何の因果か、ヒナクは敵側イト国の医師グズリの妻となり、ナギはヤマイチ国の防人サルタヒコの奴隷となる。ヒミコは老を怖れ黄金の霊鳥を求め、男達は鳥を追い野望の野を駆けた。謀叛。落日。ヒミコの虚飾の生と共に、幾つもの運命が絡み解れ泡沫と弾けた。幾多の命が紡ぎ出すパノラマを描く、名作コミックの小説化。
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