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箸墓幻想 内田 康夫(著) KADOKAWA - @Books

箸墓幻想

著者内田 康夫
出版社KADOKAWA
発売日2003年09月25日頃
サイズ新書
価格942 円

卑弥呼と邪馬台国の研究に生涯を費やした孤高の考古学者・小池拓郎が殺された。小池の死を待っていたかのように、箸墓古墳に隣接するホケノ山古墳では、邪馬台国の重要な手がかりと思われる銅鏡が発見され、考古学界は騒然となる。浅見光彦は、小池が寄宿していた当麻寺の住職から事件解決を依頼され、早春の大和路へ向かった。老考古学者が遺した一通の古い手紙と色褪せた写真ー住職の娘で女子大生の有里とともに、古代史揺籃の地に事件を追う浅見は、いつしか時を超えた女たちの妄執に搦め捕られてゆく。それは箸墓古墳に秘められた卑弥呼の呪いなのか…。古代史のロマンを背景に展開する格調高い文芸ミステリー。

新書 > 小説・エッセイ
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行

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