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カリブの失楽園 (マクレディシリーズ)
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その年、騙し屋サミュエル・マクレディは外交官を名乗り、カリブ海の英領バークレー諸島を訪れていた。まばゆい光にあふれ“サンシャイン”と呼ばれるその島は、一見、平穏そのもののように見えた。が、島はイギリスからの独立をひかえ、独立反対運動と初代首相の選挙戦で揺れていた。そういうなかで、マイアミから休暇で釣りにきていた刑事が消息を絶った。彼は以前から追っていた麻薬犯罪組織の手掛かりを偶然この島で見つけていたのだ。そしてそらに、現職の総督が何者かに暗殺された。二つの事件は関係があるのか、総督はなぜ殺されねばならなかったのか。“外交官”マクレディは騙し屋の本領を発揮し、真相の究明に乗りだしたー。雄々しく闘ったスパイたちに捧げる鎮魂歌。マクレディ・シリーズ4部作完結篇。
小説・エッセイ > 外国の小説
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