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破局
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作家であるキャスリン・テキシエは、同じく作家である夫から突然別れを告げられる。それから約一年にわたって綴られた日記に込められたのは、夫との葛藤、憎悪、絶望、苦悶、あきらめ、かすかな希望、そして愛…。自分の人生から立ち去ろうとする夫。心は乱れ、肉体は叫ぶ。この男を手放したくない、と。激しく燃え上がった恋愛は、別れもまた激しく、耐え難い痛みをともなう。自らの私生活を生々しく恥ずかしいまでにさらけ出し、理性ではどうにもならない濃密で哀しい愛の本質を描く、小説よりも小説的な衝撃の愛の記録。
小説・エッセイ > 外国の小説
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