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光の石(3)
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ついに、その時がやって来た。歴代の偉大なるファラオの墓を築くため、職人たちが伝え継がれた秘儀を守る『真理の場』。ラムセス死後、権力争いが絶えないエジプトでは日々混乱が極まり、隔絶されてきたこの村でさえも今や存続の危機にさらされていた。虎視眈々と村の秘宝を狙う影の支配者は、村の裏切者を操り、様々な刺客を送りこみ、容赦なき陰謀をたたみ掛ける。村の長ネフェル、賢女ウベクヘト、そして絵師パネブー目に見えない数多の敵に立ち向かいながら、村の使命を果すべく、王家の墓の建設に全力を注ぐ三人の勇者。やがて近づく完成を前に、その技を完璧なものと成す為、今ついに、光の石の秘儀が一人の職人に授けられようとしていた…。いよいよ佳境、息も吐かせぬ第三巻。
小説・エッセイ > 外国の小説
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