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小説日本興業銀行(第4部)
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著者 | 高杉良
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出版社 | 角川書店
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発売日 | 1988年05月
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サイズ | 単行本
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価格 | 1,206 円
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昭和43年1月、中山素平は、稲山嘉寛と永野重雄の来訪を受けて、懸案の八幡・富士の鉄鋼大合同が、軌道に乗ったという感触を得た。証券不況から3年、それは、日本経済がより強力な体質を備えるためにも超えなければならない関門だった。産業金融の雄興銀を率い、戦後の日本経済の舵取りを果してきた中山をもってしてもなお、この大合同に対する反響の大きさを思えば、戦慄が走った。が、日本経済が本格的な成長を遂げようとしている予兆を感じる中山の胸中に、成功への不退転の決意が沸いてくるのであった。奇跡の経済復興を描く圧巻の戦後経済通史は、最大の場面を迎えて、いよいよ大団円に。圧巻の戦後経済通史堂々の完結。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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