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世界で最初の音
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裏稼業で数億円を手にした達也は、チェロのレッスン帰りの女性が車に轢かれる現場に遭遇。達也がすぐ病院に運んだため大事にはいたらなかった。実は彼女は大物政治家の娘・衣公子だった。ふたりは境遇の差を超え惹かれあっていくが、その頃、達也がかつてみかじめ料を払っていた暴力団員が行方不明になったことが判明。達也と親友の矢田に捜査の手が迫り、その中で達也は矢田の罪と嘘に気づいてしまう。そして己の暗い過去がすべての原因であることにも…。親友か女か。告白か逃亡か。愛か誇りか。衣公子の奏でるチェロを聴きながら、達也は決断するー。ハードボイルドの名手が満を持して放つ罪と純愛の物語。
小説・エッセイ > その他 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行
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