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青い羊の丘
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青い羊の丘にたたずむ「僕」が日々出会うのは、不思議で素敵なモノたちばかりだ。たとえば天使の子供、旅人に手品師、人語をはなす銀色狼、それから千年プラタナス。夏の間だけひらく風工場や、宝物をつめた万華鏡、宇宙の時計に、星のかけらの魔除け。誰にも姿をみせない司書と、図書館で羽ばたく本の鳥たちー。綺麗でかわいい、ずっと手元に置いておきたい。眠る前にひとつずつ、ゆっくり読んで夢をみたい。優しくも繊細な世界をつむぐ童話作家・竹下文子が贈る、24粒の宝石掌篇。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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