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存在しなかった男
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北館奈々は、合コンで知り合った男、津嶋栄と三か月のスピード婚を果たした。都内一等地のマンション高層階に住み、他にもいくつか物件を相続したという津嶋。条件も人柄も申し分ない彼と、北海道の湖畔で幻想的な結婚式を挙げ、ハネムーンに出かけた。だが、奈々が羽田空港着陸寸前の帰国便の飛行機の中で目を覚ましたとき、隣席から津嶋の姿は消えていたー。失踪、誘拐、狂言、あるいは殺人ー?受け入れがたい現実を前に、夫の真の姿を追いつづける新妻の奈々。周到にはりめぐらされた罠と数々の「嘘」。驚愕の展開に息を呑む、横溝賞作家、渾身の密室ミステリ。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行 小説・エッセイ > その他
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