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ペイパーバック・ライター
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“小説を発表し、ベストセラーにすること”-それが、500万ポンドという父の莫大な遺産を継ぐため、ジョシュアに課された条件だった。小説など書いたこともなく、途方に暮れるジョシュアだったが、学生時代に何度も旅行したインドへ小説のネタを探しにいくことを決意した。インドを放浪しても良い材料は見つからず、金も底をつきはじめた。追いつめられていくなか、滞在していた安ホテルに麻薬捜査の手が延びる。が、思わず口をついて出た嘘が突破口となった。“自分は新聞記者で、ムンバイの麻薬ルートの潜入取材をしている”と。そうだ、これをネタにしてしまおう!幸いホテルで絶世の美女とも出会った。これでベストセラーの素材は完璧。そうと決まれば話ははやい。バイクにまたがり、美女と二人、国境めざしてインド横断に乗りだすが…。イギリスで発売されるや、「これは『ビーチ』に対する21世紀の答えだ」と絶賛された、新感覚ロード・ノヴェル。
小説・エッセイ > 外国の小説
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