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ライスマザー(下)
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モイニの死は、家族のひとりひとりに暗い影を落とす。憑かれたようにギャンブルにのめりこむラクシュマン、意に染まない結婚を受け入れるアンナ…。しかし、ラクシュマンの娘、ディンプルが生まれたとき、一家に再び光明がさす。ディンプルは、モイニに生き写しだった。祖母であるラクシュミーを慕うディンプルは、一族の歴史を遺すため、テープレコーダーで家族ひとりひとりの肉声を録音しはじめる。自らの子、そして孫へと伝えるために。21世紀を迎え、ディンプルの遺したテープが、その娘、ニーシャによって紐解かれようとしている。80年にわたってつづられた大河小説完結編。
小説・エッセイ > 外国の小説
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