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修羅の跫 (歴史群像新書)
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院政時代の平安京で、手、足、首をばらばらにされた屍が、鴨川の河原に積み上げられるという怪事件が続発した。その死体のひとつが上皇庁の女官であったことから、鳥羽上皇が呪われているという不穏な噂が京の町に流布する。しかし、それは邪神・阿修羅をこの地上に呼び戻すために、平安京最高実力者、白河法皇が仕組んだ恐るべき儀式だった。この企みを知った陰陽師安倍泰成は方術で上皇庁を封印する。一方、京を脅かす酒呑童子父子率いる盗賊団を退治すべく、鳥羽上皇の命を受けた四天王が征伐に乗り出すのだがー。第四回歴史群像大賞受賞。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行 新書 > 小説・エッセイ
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