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非戦(1) (歴史群像新書)
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解放の戦斧
大正デモクラシーの結実は、昭和の日本を民主国家として発展させた。あくまで「戦争抑止力」として独自の軍隊を整備し、経済的発展を続ける日本の姿は、欧米列強支配下のアジア植民地の独立運動に火をつける。そして昭和16年、蘭領バタビアでの邦人排除事件をめぐる騒動を機に、日本と欧米列強間の緊張は、ついに沸騰点に達した。邦人救出に向かう日本艦隊に対し、海上封鎖を敢行するアメリカ艦隊!米巡洋艦隊に猛然と切りこむ装甲艦「熱海」の艦橋で、神重徳艦長が叫ぶ。「先に手を出したのは連中だ!これで思う存分暴れられる!砲戦開始だ!!」。
新書 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
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