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異帝国太平洋戦争(勃発!ジャワ沖海戦) (歴史群像新書)
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チャーチル英首相とルーズベルト米大統領の秘密会談がサンフランシスコで行われた。席上、チャーチルはドイツ軍による英本土上陸が切迫していること、インド国内での日本軍主導による独立運動で英国が危機に瀕している旨を訴え、空母中心の一個艦隊と戦車師団を含む一個方面軍の派遣を要請。しかし合衆国は、対日反攻の先陣となるべき中部太平洋海戦に敗退して余裕がなく、要請を拒否する。この対応にチャーチルは、日本帝国に単独休戦を打診。かくて英国は連合国に留まるものの、対日戦においては連合国軍から離脱することを目論む。この動きを事前に察知した合衆国は、南太平洋の英領に日本軍が駐留するのを阻止するため、急遽、陸海軍を進駐させる。結果、英国に主権はあるものの南太平洋の英領は連合軍側に、インド・東南アジアの英領は日本側に組み込まれる体制が出現した…ソ連が時空転移メンバーの存在をかぎつけ世界は陰謀と策略による歴史変容がはじまった。羅門ワールドの新境地。
新書 > 小説・エッセイ 人文・思想・社会 > 歴史 > 日本史 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行
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