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白狼の牙(上) (学研M文庫)
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慶安三年、三代将軍家光の治世。直参旗本の志良堂兵庫と犬童数馬は、江戸・湯島で白装束五十人と黒装束二十人が入り乱れる壮絶な斬り合いを見た。二人は十七年前に高崎で自裁した駿河大納言・徳川忠長の亡霊をも目にする。その後、兵庫の妻・鹿手と数馬の妻・三和が何者かに攫われる。兵庫は軍学者・由井正雪から、神徒(白)と仏徒(黒)の絶え間ない暗闘の歴史を聞かされ、己がその渦中に巻き込まれたことを知る。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行 文庫 > 小説・エッセイ
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