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語りかけ絵本 2さいの本 おはなし (えほん百科シリーズ)
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桃から赤ちゃんが生まれたり、こぶたやおおかみがしゃべったり、お話の世界では、現実にはありえないことが起こります。こうした、現実にはないけれども、原因と結果や善悪がはっきりとわかる物語の世界に出会って、子どもたちはこれから生きることになる世界を、別の角度から体験することになります。これがお話の世界のおもしろさであり、また大切さでもあります。子どもたちにはぜひ、さまざまな絵本や物語を読み語ってあげてほしいものです。この世界の体験が、子どもたちの心の世界を豊かにしていくからです。2歳児は、少しずつこうしたお話の世界に興味を示し始めるのですが、まだ複雑な論理や因果は理解できません。長い話や入り組んだ展開は難しいでしょう。本書は、これまで語り継がれてきた著名な話の中から、いわば大事なところだけを組み立てて、エッセンスのようにして展開しています。各話とも2歳児の興味が持続できるよう工夫されているのです。
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