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白鳥の歌/貝の音 井伏鱒二(著) 講談社 - @Books

白鳥の歌/貝の音 (講談社文芸文庫)

著者井伏鱒二
出版社講談社
発売日1992年02月01日頃
サイズ文庫
価格1,004 円

女形の旅役者の悲哀をチェーホフの同名の戯曲の哀愁に重ね、二日酔の“私”の気分を巧みに描く「白鳥の歌」。近視の武士の苦衷を、武張った信玄、謙信の姿とともに描く哀しくもおかしい「貝の音」。「下足番」「開墾村の与作」等。殉死の弊風、封建の桎梏、人間の嗜好・執着、浮世の儚さー。人の世の悲喜劇への常に変らぬ確かな眼差と限りない愛情が醸す、井伏鱒二の豊穣の世界。

文庫 > 小説・エッセイ
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行

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