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親鸞(二) (吉川英治歴史時代文庫 吉川英治歴史時代文庫 12)
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著者 | 吉川 英治
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出版社 | 講談社
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発売日 | 1990年08月03日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 918 円
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大盗天城四郎の魔手から、玉日姫をふりほどいたのは、範宴である。そして、その日から範宴はもの想う人となった。甘ずっぱい春の香りは、払えども払えども、範宴を包む。禁断の珠を抱いて、範宴はみずからおののく。京の夜を煩悩に迷い狂う範宴、追い討つように、山伏弁円は彼に戦いを挑む。信仰の迷いに疲れた範宴は、このとき法然を知る。奇しき法然との出会い。親鸞の大転機であった。
文庫 > 小説・エッセイ 小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行
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