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私本太平記(二) 吉川 英治(著) 講談社 - @Books

私本太平記(二) (吉川英治歴史時代文庫 吉川英治歴史時代文庫 64)

著者吉川 英治
出版社講談社
発売日1990年02月05日頃
サイズ文庫
価格880 円

鎌倉幕府が開かれてから130年、政治のひずみが到るところに噴出していた。正中ノ変はその典型的な例である。そして公武の亀裂はますます拡大し、乱世の徴候が顕然となった。「天皇御むほん」さえ囁かれるのである。当時は両統迭立の世、後醍醐天皇が英邁におわすほど、紛擾のもととなった。この間、足利高氏が権門の一翼として擡頭し、再度の叛乱に敗れた日野俊基とは明暗を大きく分ける。

文庫 > 小説・エッセイ
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行

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