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私本太平記(四) 吉川 英治(著) 講談社 - @Books

私本太平記(四) (吉川英治歴史時代文庫 吉川英治歴史時代文庫 66)

著者吉川 英治
出版社講談社
発売日1990年03月05日頃
サイズ文庫
価格880 円

元弘3年(1333年)は、また正慶2年でもあった。敵味方によって年号が違うのも異常なら、後醍醐帝が隠岐に配流という現実も、尋常の世とはいえない。眇たる小島は風涛激化、俄然、政争の焦点となった。不死鳥の如き楠木正成は、またも天嶮の千早城に拠って、5万の軍勢を金縛りに悩ましつづけている。一方、去就を注目される足利高氏は、一族四千騎を率いて、不気味な西上を開始する。

文庫 > 小説・エッセイ
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行

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