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山を走る女 津島 佑子(著) 講談社 - @Books

山を走る女 (講談社文芸文庫)

著者津島 佑子 / 星野 智幸
出版社講談社
発売日2006年04月11日頃
サイズ文庫
価格1,650 円

二一歳の多喜子は誰にも祝福されない子を産み、全身全霊で慈しむ。罵声を浴びせる両親に背を向け、子を保育園に預けて働きながら一人で育てる決心をする。そしてある男への心身ともに燃え上がる片恋ー。保育園の育児日誌を随所に挿入する日常に即したリアリズムと、山を疾走する太古の女を幻視する奔放な詩的イメージが谺し合う中に、野性的で自由な女性像が呈示される著者の初期野心作。

文庫 > 小説・エッセイ
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・は行
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行

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