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リベルタスの寓話 島田荘司(著) 講談社 - @Books

リベルタスの寓話

著者島田荘司
出版社講談社
発売日2007年10月
サイズ単行本
価格1,980 円

中世クロアチアの自治都市、ドゥブロブニク。ここには、自由の象徴として尊ばれ、救世主となった「リベルタス」と呼ばれる小さなブリキ人間がいたー。ボスニア・ヘルツェゴヴィナの一都市モスタルで、心臓以外の臓器をすべて他の事物に入れ替えられるという、酸鼻をきわめる殺人事件が起きた。殺されたのはセルビア人の民族主義グループの男たちだが、なぜか対立するモスリム人の男の遺体も一緒に残されていた。民族紛争による深い爪痕と、国境を越えて侵食するオンライン・ゲームによる仮想通貨のリアル・マネー・トレード。二つの闇が交錯するとき、複雑に絡み合う悲劇が起こる。同じく民族紛争を題材とした中編「クロアチア人の手」も同時収録した、大迫力の最新刊。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行

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