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土地(第2巻)
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いつもは長閑な平沙里の村を、疫病が襲った。コレラだった。崔チスの周りでも人がばたばたと倒れて死んだ。崔参判家の大奥様が病死すると、ソウルから来た親戚・趙チュングと洪氏夫人は家の乗っ取りを謀る。村いちばんの美形、李ヨンは、ムダンの娘・ウォルソンとの道ならぬ恋に身をやつす一方、妻や愛人にうるさく言い寄られていた。疫病と飢饉で、荒廃した村ではついに謀反の炎が上がった。ソヒは、家を捨てて間島へ逃亡する。時代は、風雲急を告げていた。民族全体の心の問題を描く一大巨編叙事詩。
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