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小説 七つの大罪 -外伝ー 彼らが残した七つの傷跡
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リオネス王国誕生祭の朝、聖騎士長ザラトラスが惨殺された事件は、伝説の騎士団“七つの大罪”が、王国の転覆を謀ったがゆえに引き起こされた…。そう流布され、人々はそれを信じた。しかしー。あの朝の「真実」を、美しき第一王女と、ザラトラスの息子にして、姫君を守る騎士は知っていた。国をも揺るがす事実を心に秘めるには若すぎるふたり。だが、互いを慕う気持ちと、“七つの大罪”が残した足跡が、ふたりを、そしてふたりを取り巻く人々を強くする!惨劇の後、“七つの大罪”が王国に戻るまでを結ぶ珠玉のエピソードが、いま初めて明かされる!!
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