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土蜘蛛奇談(上) (講談社X文庫)
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著者 | 椹野道流
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出版社 | 講談社
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発売日 | 1999年05月05日頃
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サイズ | 文庫
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価格 | 737 円
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ー細い三日月の下、その男は橋のたもとに佇んでいた。夜風にふくらんだ長い袖。白皙(はくせき)の頬にこぼれかかる、つややかな髪ー。天本さん……!」(やっと会えた。やっと、僕を見つけてくれた)だが、敏生(としき)の喜びは束の間だった。男は敏生に手をさしのべることもせずに消えてしまった。あたかも雲隠れしてしまった月のごとくにー。追儺師(ついなし)・天本と半精霊・敏生。夢のなかの妖しを追って、たどりついた先とは……!?
ライトノベル > 少女 > 講談社X文庫
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