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十二国記アニメ脚本集(4) (講談社X文庫)
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陽子は、慶国の玉座に就きながらも、自らの不甲斐なさに逡巡し、苦悩し続けていた。鈴は、蓬莱で親に捨てられ、虚海に落ち、そして才国で拾われながら、仙のもとでもなお、苦業を強いられ泣いていた。祥瓊は、公主として華やかな暮らしを送っていたが、父王の圧政から民の反乱が起こり、王も王后も殺され、雪の中、橇を引いていた。-苦難のなか、幸せを求めて歩む三人の娘の、果てしない人生が、今ここに始まる。
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