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聖遺物崇敬の心性史 (講談社選書メチエ)
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著者 | 秋山聰
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出版社 | 講談社
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発売日 | 2009年06月
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サイズ | 全集・双書
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価格 | 1,760 円
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西洋中世の聖性と造形
聖人の遺体や遺骨、遺灰、聖人が生前に身にまとったものや触れたもの=聖遺物は、「宝石よりも貴重で、黄金よりも価値がある」と形容され、かぐわしい香りや光を放ち、腐敗しないと信じられた。死人を甦らせ、病気やけがを治し、現世の罪を清めて天国に至らしめるという、聖なる力をはらんだ聖遺物を民衆にアピールするための手段として、教会建築や装飾、容器や祭壇画などがキリスト教社会の中で確固たる地位を築いていく。造形イメージが聖性を帯び、やがて芸術へと昇華していく過程をつぶさに追う。
人文・思想・社会 > 宗教・倫理 > キリスト教
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