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本覚坊遺文 井上 靖(著) 講談社 - @Books

本覚坊遺文 (講談社文芸文庫)

著者井上 靖
出版社講談社
発売日2009年01月10日頃
サイズ文庫
価格1,430 円

師千利休は何故太閤様より死を賜り、一言の申し開きもせず従容と死に赴いたのか?弟子の本覚坊は、師の縁の人々を尋ね語らい、又冷え枯れた磧の道を行く師に夢の中でまみえる。本覚坊の手記の形で利休自刃の謎に迫り、狭い茶室で命を突きつけあう乱世の侘茶に、死をも貫徹する芸術精神を描く。文化勲章はじめ現世の名誉を得た晩年にあって、なお已み難い作家精神の輝きを示した名作。日本文学大賞受賞作。

文庫 > 小説・エッセイ
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行

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