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かげろうの日記遺文 室生 犀星(著) 講談社 - @Books

かげろうの日記遺文 (講談社文芸文庫)

著者室生 犀星
出版社講談社
発売日2012年07月11日頃
サイズ文庫
価格1,430 円

原典『蜻蛉日記』ではあまり記されていない町の小路の女・冴野は、学も名もないながら、己のすべてを男に与え消え失せた美しい女であった。室生犀生は『日記』の書き手以上にこの女を愛し、犀星自身の消息を知らぬ生母の身の上に重ねて物語り、限りない女性思慕の小説とした。川端康成をして、“言語表現の妖魔”とまで言わしめた野間文芸賞受賞作。

文庫 > 小説・エッセイ
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・ま行

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