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凡庸な芸術家の肖像 下 マクシム・デュ・カン論 蓮實 重彦(著) 講談社 - @Books

凡庸な芸術家の肖像 下 マクシム・デュ・カン論 (講談社文芸文庫)

著者蓮實 重彦
出版社講談社
発売日2015年06月11日頃
サイズ文庫
価格2,420 円

“凡庸”は人類にとっていささかも普遍的な概念ではなく、ある時期に「発明」された優れて歴史的な現実であり、その歴史性はいまなおわれわれにとって同時代のものだー一八四八年の二月革命、ルイ=ナポレオンのクーデタ及び第二帝政への移行が、なぜ私たちの現実に影を落としているのか。スリリングな論考はマクシムの“凡庸”な生涯と交叉しつつ、大団円を迎える。芸術選奨文部大臣賞受賞。

文庫 > 人文・思想・社会

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