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元号通覧 森 鴎外(著) 講談社 - @Books

元号通覧 (講談社学術文庫)

著者森 鴎外
出版社講談社
発売日2019年05月02日頃
サイズ文庫
価格1,353 円

令和元年5月1日刊行。  「明治」は10回も元号候補になっていたーー。文豪森鴎外(1862-1922年)が、最晩年に宮内省図書頭森林太郎として執筆した本書をひもとけば、「大化」にはじまり「大正」までの240を超える元号が列挙され、その典拠から不採用になった候補に至るまで、日本の元号が一望できる。繰り返し挙がる人気候補は何か、どんな理由で改元されるのかなど、知的好奇心を存分に満たしてくれる一冊!(解説:猪瀬直樹)  「明治」は10回も元号候補になっていたーー。「大化」にはじまり「大正」に至るまでおよそ1300年、240を超える元号をすべて網羅しています。『書経』や『文選』などの出典や改元の理由はもとより、候補に挙がった元号も出典とともに示した本書は、まさに日本の元号が一望できる、元号の辞典といえるものです。  世にも稀なこの一冊を執筆した人物こそ、文豪森鴎外(1862-1922年)でした。森鴎外、本名森林太郎は、陸軍軍医の最高位にあたる陸軍軍医総監、陸軍省医務局長を辞したのち、1917年に帝室博物館総長兼宮内省図書頭として再び官職につきました。歴代天皇の諡号(おくりな)の出典を考証した『帝謚考』(1921年)を刊行したあと、文字通り最後の命を燃やしながら取り組んだ仕事が本書(原題『元号考』、文庫化にあたって改題)です。実に病没する数日前まで手を入れ続けたものの未完に終わりますが、晩年に歴史小説さらに史伝に転じた鴎外の考証学的執念もうかがえます。  本書をひもとけば「明治」同様、「大正」も採用までに3回、候補になっていることがわかります。また15世紀に初めて候補になった「明治」に対し、江戸時代の元号「天明」や「天保」は古代から繰り返し提案されていることもうかがえます。人気の元号候補はなにか、それはどの典籍からの引用なのか。あるいは時代によって典拠の流行りすたりがあるのか。即位以外に大災害や飢饉、疫病などでも改元されますが、いつどんな理由で改元されたのか……。『天皇の影法師』(1983年)で本書に光を当てた猪瀬直樹氏による解説とあわせて、元号をめぐる知的好奇心を存分に満たしてくれる一冊です! はじめに 大化ー朱鳥(645-686年) 大宝ー延暦(701-806年) 大同ー昌泰(806-901年) 延喜ー長保(901-1004年) 寛弘ー康和(1004-1104年) 長治ー正治(1104-1201年) 建仁ー正安(1201-1302年) 乾元ー応永(1302-1428年) 正長ー明応(1428-1501年) 文亀ー慶長(1501-1615年) 元和ー元禄(1615-1704年) 宝永ー寛政(1704-1801年) 享和ー大正(1801-1926年) 後記 解説(猪瀬直樹)

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