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オリンピックにふれる 吉田 修一(著) 講談社 - @Books

オリンピックにふれる

著者吉田 修一
出版社講談社
発売日2021年10月04日頃
サイズ単行本
価格1,540 円

「この香港のどこかを、もう一人の自分が歩き回っているような気がして仕方ないんだ」ボート選手枠で入社して10年、タイムが低迷する偉良はコーチから思わぬ宣告を受ける(『香港林檎』)。「私たち、上海に住んでるのよ。欲しいものは欲しいって、今、世界で一番言える街に」ケガで体操選手を諦め、臨時体育教師になった阿青。結婚目前の恋人には初めてのチャンスが訪れていた。(『上海蜜柑』)。「がんばるって、約束したじゃないか」ソウルのスケート場で働くクァンドンは、三回転ジャンプに挑む赤い練習着の少女に心惹かれるが…(『ストロベリーソウル』)。「誰も悪くない。なのに、誰も幸せじゃないのはなぜだ?」東京五輪が始まった。開会式を前に失踪した部下を探す白瀬は、国立競技場の前に立つ。2021年東京オリンピックと同時進行で新聞連載された話題作。(『東京花火』)。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・やらわ行

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