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資本主義の克服 (集英社新書)
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著者 | 金子勝
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出版社 | 集英社
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発売日 | 2015年03月17日頃
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サイズ | 新書
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価格 | 792 円
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「共有論」で社会を変える
資本主義の歴史を俯瞰し、著者はその歩みを、国民国家の膨張とその衝突と捉える。その中で、戦争や大恐慌などの歴史的転換期に起きる「非線形変化」と、経済循環による「波動」をつかむことで、危機的状況にある資本主義の病理を浮き彫りにする。税制や社会保障制度などの新たな枠組みは、今日のような歴史的転換期に更新されていく。そこに、これらの制度やルールの空白が生じ、「独占」が生まれる。「独占」に抗し、「失われた30年」とも言われる閉塞状況を打破するには、社会を変えていく原理として、制度やルールの「共有」が有効となる。個人の自由と平等を保障しつつ、新しい産業構造への転換を促す道を提示する。
新書 > ビジネス・経済・就職 ビジネス・経済・就職 > 経済・財政 > 日本経済
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