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苦海・浄土・日本 石牟礼道子 もだえ神の精神 田中 優子(著) 集英社 - @Books

苦海・浄土・日本 石牟礼道子 もだえ神の精神 (集英社新書)

著者田中 優子
出版社集英社
発売日2020年10月16日頃
サイズ新書
価格968 円

水俣病犠牲者たちの苦悶、心象風景と医療カルテなどの記録を織りなして描いた、石牟礼道子の『苦海浄土 わが水俣病』は類例のない作品として、かつて日本社会に深い衝撃を与えた。だが、『苦海浄土』をはじめとする石牟礼文学の本質は告発だけではない。そこには江戸以前に連なる豊饒な世界と、近代から現代に至る文明の病をも射程に入れた世界が広がる。経済原理優先で犠牲を無視し、人間と郷土を踏みにじる公害、災害。それは国策に伴い繰り返される悲劇である。新型コロナウイルスの蔓延が社会状況を悪化させる中、石牟礼本人との対談、考察を通し世界的文学者の思想に迫る、評伝的文明批評。今は亡き文学者に著者は問い、考える。「石牟礼道子ならどう書いたであろう」と。

新書 > その他
人文・思想・社会 > 文学 > 文学史(日本)

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