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火車の残花 浮雲心霊奇譚 神永 学(著) 集英社 - @Books

火車の残花 浮雲心霊奇譚

著者神永 学
出版社集英社
発売日2021年05月10日頃
サイズ単行本
価格1,650 円

霊を見ることができる赤眼を持つ憑きもの落としの浮雲は、旅の途上の川崎で奇妙な噂を耳にする。罪人の亡骸を奪い去る妖怪・火車が、多摩川で次々と人を殺しているという。殺された者は水死体にもかかわらず、なぜか黒焦げになっていた。一方、宿では亭主の息子が何者かに取り憑かれ、刃物を持って夜な夜な歩き回っていた。ふたつの事件に繋がりがあると睨んだ浮雲は、連れの土方歳三と才谷梅太郎とともに調べを進める。やがて点と点が繋がったとき、衝撃の真相が明らかになる。そして惨劇の裏に秘められた切ない想いとはー。700万部突破『心霊探偵八雲』の著者が贈る、文学史上最も切ない幕末ホラーミステリ。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・か行

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