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夏の砦 (P+D BOOKS)
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著者 | 辻 邦生
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出版社 | 小学館
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発売日 | 2016年05月10日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 990 円
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織物工芸に打ち込み、一枚のタピスリに魅惑されてヨーロッパに留学した支倉冬子は、ある夏の日、北欧の孤島に、ヨット旅行に出かけたまま突然消息を絶ってしまう。彼女が残した手記を辿りながら、荒涼たる孤独の中、日本と西欧、過去と現在、過酷な現実と美的世界を行きつ戻りつ、生と死と愛の不安を極限まで掘り下げた清冽な作品。辻邦生の“死生観”が見事に結実した、著者の原点ともいえる金字塔的作品。創作ノート抄を併録。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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