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虚構の家 曽野 綾子(著) 小学館 - @Books

虚構の家 (P+D BOOKS)

著者曽野 綾子
出版社小学館
発売日2018年04月10日頃
サイズ単行本
価格935 円

異常なまでに潔癖な中学生の息子を持つ一家と、駆け落ちに走る女子高生の娘を持つ別の一家。物質や社会的地位には恵まれた、一見、幸福そうに見える双方の家庭には、外部からは窺い知れぬ深い闇があった。虚飾に彩られた裕福なふたつの家族の「内と外」をモチーフに、富裕層家族が、断絶のうちにじわじわと崩壊していく様を苛烈な筆致で描き、1974年当時、大きな反響を呼んだ。後にテレビドラマ化もされた作品で、家族の虚構を描く嚆矢ともなった問題作。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・さ行

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