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北の河 (P+D BOOKS)
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著者 | 高井 有一
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出版社 | 小学館
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発売日 | 2020年06月11日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 715 円
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昭和20年、すでに夫を喪い、家も戦火に焼かれてしまった母子が、遠縁を頼って東北の寒村に身を寄せる。だが、そこは安住の地ではなかった。頼るべき知己もおらず、終戦後は都会に戻るという希望も断ち切られ、迫りくる厳しい冬を前に、母は自ら死を選ぶ…。ノンフィクション作品のような感情を抑えた筆致が、かえって読む人の想像を掻き立てる。第54回芥川賞に輝いた表題作のほか、やはり身近な人の死をテーマにした「夏の日の影」「霧の湧く谷」、大学の二部に通う学生たちの葛藤を描いた「浅い眠りの夜」の三篇を収録。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・た行
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