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つむじ風(下) 梅崎 春生(著) 小学館 - @Books

つむじ風(下) (P+D BOOKS)

著者梅崎 春生
出版社小学館
発売日2021年06月10日頃
サイズ単行本
価格770 円

クルマに当て逃げされた自称“松平”陣太郎は、その犯人を捜す過程で、三吉湯の主人・猿沢三吉には大学生の愛人がおり、小説家・加納明治が当て逃げ犯だったことを知る。一方、三吉湯に押され、捲土重来を期す泉湯の長男と三吉湯の長女は恋仲だった。こうした人間関係を利用し、巧みな弁舌で脅したり焚きつけたりして利益を得ていた陣太郎を、当て逃げの現場を目撃した浅利圭介は「君がそこらをうろちょろすると、その度に、そこらに波紋がおこって、あぶなくて仕様がない。まるで君は春先のつむじ風みたいだ」と評する。はたして、三吉湯と泉湯の争いの行方は?陣太郎の正体は?名作ユーモア小説の完結編。

小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行

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