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冬の宿 (P+D BOOKS)
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著者 | 阿部 知二
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出版社 | 小学館
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発売日 | 2021年10月14日頃
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サイズ | 単行本
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価格 | 715 円
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「私にとっては、霧島家の貧寒で乱雑な空気だけが身を置くべき場所となっていた。泥水の中でなければ落ちついて棲むことのできないある種の魚たちのように…」大学生の“私”は、学校にも学友ともなじめず、下宿していた叔父一家ともしっくりいかずに、貸間と貼り紙のあった霧島家の6畳間を借りることになった。ところがその主人・嘉門は自分勝手な暴れ者で、幼いふたりの子を抱えたクリスチャンの妻・まつ子を泣かせてばかり。しかし“私”はなぜか嘉門を嫌いになれずー。原節子出演で映画化もされたベストセラー作品。旧制高校の同窓会を通じて、戦後の現実をシニカルに描いた「アルト・ハイデルベルヒ」を併録。
小説・エッセイ > 日本の小説 > 著者名・あ行
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